マネースキル検定
← お知らせ・ブログへ戻る

2026.11.05

マネースキル検定 中級とは?複数分野をつなぎ、確認の優先順位を考える

家計・資産形成・保障・住まいをつなぐ計画図と学ぶ人。AI生成イメージ

家計、資産形成、保障、住まい。ひとつずつは分かっていても、同時に考えると判断に迷う。家計・資産形成・保障・住まいの情報を組み合わせ、前提と確認事項を整理する検定です。

無料のオンライン検定で、スマホでもパソコンでも受検できます。回答を提出すると結果がその場で表示され、正誤と解説をすぐに確認できます。今の理解度を振り返り、見落とした条件や学び直したいテーマを見つけるために活用してください。

中級で扱う6分野

複数分野を含むケースの読み取り、不足している情報・仮定・制約の確認、短期の資金繰りと長期の目標、複数案の負担や不確実性の比較、公式情報や相談先の確認などを扱う構成です。

家計・生活設計

収支と将来の予定をつなげる。

1回の出題8問

資産形成

目的・期間・リスクを組み合わせる。

1回の出題13問

保険・社会保障

保障と家計の条件を照合する。

1回の出題10問

住まいとお金

住居費と生活の変化を考える。

1回の出題7問

働き方と税金

収入や制度の前提を確かめる。

1回の出題5問

AIと判断

情報の不足と確認の優先順位を整理する。

1回の出題7問

中級は100問の問題プールから、6分野の配分に合わせて問題を選び、合計50問を出題します。制限時間は45分、50問中35問正解(70%)で合格です。各分野の中で問題をランダムに選び、出題順も入れ替わります。

こんな人に向けた検定です

初級の基礎を横断的に復習したい人、生活の変化が重なる場面で論点を整理したい人、ひとつの分野だけでは判断しにくい説明を読み解きたい人に向けています。初級や専門検定に合格していなくても受検できます。

初級・ほかの検定との違い

初級は共通の基礎を広く確認し、専門4検定はひとつの分野を深めます。中級は、分野同士の関係や前提が変わったときの影響を読むことに重点を置きます。難しい用語を増やすことや、全員に同じ行動を勧めることを目的としません。

AI時代に確かめたいこと

AIが複数の事情をまとめて提案したとき、抜けている情報、結論が依存する仮定、先に確かめるべきことを整理する力につなげます。便利な要約を出発点にしながら、判断の理由を自分でもたどれることを目指します。

実際の問題を3問、試してみる

この検定の実際の問題から、出題内容を紹介するサンプルを3問掲載します。まずは自分で考えてから、「正解・解説を見る」を開いてください。掲載の条件・数値は各問題の前提です。

知識|資産形成

問1 銘柄数と投資先の集中

ある指数連動投信は時価総額に応じて組入比率を決め、1,000銘柄を採用し、上位10社で60%を占めます。
銘柄数と分散の関係を説明したものは?

  1. 1,000銘柄に投資するので、同じ騰落率なら各社が全体に及ぼす影響は均等になる。
  2. 採用銘柄数が多くても、比率の大きい企業群の値動きが全体に強く影響し得る。
  3. 時価総額の大きい企業が中心なので、同じ銘柄への均等投資より価格変動は小さくなる。
  4. 指数に連動する投信なので、上位企業の比率が高くても個別企業への依存は生じにくい。
問1の正解・解説を見る

正解:B

時価総額加重では、企業の市場価値等に応じて組入比率が変わります。銘柄数が多いことと、各社に同じ金額を投資することは別です。本問では資金の6割が上位10社に向くため、銘柄数に加えて組入比率も分散の判断に使います。

選択肢ごとの解説

A:各社の比率が違うため、同じ騰落率でも全体の損益への寄与は均等になりません。

B:投資金額の配分を反映した説明で、採用銘柄数と実際の集中度を区別しています。

C:時価総額が大きいことだけでは値動きの小ささは決まりません。企業群の性質や組入比率も影響します。

D:指数連動は運用方法です。指数自体の上位企業への偏りは、その投信にも引き継がれます。

計算|家計・生活設計

問2 支払い時期と投資に回せる額

預金180万円、学費60万円は6月、修繕50万円は4月払い。
緊急用40万円は維持。
確定収入の余剰20万円は5月に入ります。
2月に投資すると7月まで換金できません。

両支払と緊急用を満たす2月の投資上限は?

  1. 90万円
  2. 50万円
  3. 30万円
  4. 70万円
問2の正解・解説を見る

正解:B

4月の制約は180−50−40=90万円以下。
6月まででは180+20−50−60−40=50万円以下。
厳しい方の50万円です。

選択肢ごとの解説

A:4月は満たしても6月の学費と緊急用を満たしません。

B:4月の制約は180−50−40=90万円以下。
6月まででは180+20−50−60−40=50万円以下。
厳しい方の50万円です。

C:5月の確定入金を反映しない保守的な額ですが、問われた上限ではありません。

D:6月の必要額に対し20万円不足します。

判断|保険・社会保障

問3 AIが補った保障開始日の確認

団体保険は退職日に終了すると確認済みで、申込済みの個人保険は承諾・保障開始日が未確認です。
AIの一覧は個人保険の開始日を「申込日」とし、「保障の空白なし」と表示しています。確認・修正方法として適切なのは?

  1. 初回保険料の支払日を確認し、その日を開始日として空白を判定する
  2. 開始日と空白の有無を「未確認」に直し、保障開始の条件と日を保険会社に確認する
  3. 申込書の控えで申込日を確認し、その日を開始日として空白を判定する
  4. 承諾の通知日を確認し、その日を開始日として空白を判定する
問3の正解・解説を見る

正解:B

申込日や初回保険料の支払日、承諾の通知日を、そのまま保障開始日とはみなせません。AIが補った開始日と空白の判定を未確認に戻し、保険会社に保障開始の条件と日を確認します。確認後に団体保険の終了日と照合し、空白の有無を判定します。

選択肢ごとの解説

A:初回保険料の支払いだけでは、保障開始の条件を満たすとは限りません。支払日への置換でも推測が残ります。

B:開始日を推測で埋めず、保険会社で確認できるまで判定を保留できます。確認済みの団体保険終了日と照合して、空白の有無を改めて判断します。

C:申込日が正しいと確認できても、その日から保障が始まったことの確認にはなりません。

D:承諾の通知日と実際の保障開始日は一致するとは限りません。通知日をそのまま開始日に置き換えても、推測は解消されません。

受検して、今の理解度と次の学びを確かめる

検定の案内ページから受検を始め、問題に回答して提出します。まとまった時間を確保し、解説を読む時間も含めて取り組んでみてください。

結果は提出後すぐに表示されます。正解数や合否だけで終えず、情報の不足、判断に使った前提、先に確認する事項を整理できていたかを解説で振り返りましょう。正解した問題も確認できるので、偶然選べた答えと、理由まで分かった答えを区別する手がかりになります。

基礎を広く振り返りたいときは初級の紹介、ほかのテーマも確かめたいときは6検定の紹介をご覧ください。

マネースキル検定は、AI時代のお金の知識と判断力を確認する無料の民間オンライン検定です。公的資格・専門家資格ではありません。